夏にまつわるエトセトラ

 

とうとう8月に突入しまして、ぼちぼち色んなことを整理しています、

 

の日記です。

 

 

最近ずっと暑いね。

 

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7月の下旬くらいから朝はやくに散歩をするようになった。2、3日に1回、朝 5〜6時くらいから、1人の時は30分、友だちと一緒の時は2時間くらい歩いている。30分歩くだけでも自分の知らなかった暮らしが見えてきて、それでいてまだ誰も活動していないこの時間がとても心地よい。

 

新築のにおいも、小さな三輪車も、全てしあわせを象っている。自分の未来もきっと明るいのだと思わせてくれる。老いにだって絶望しないよ、多分ね。

 

 

今日、コンビニの前で餓死するんじゃないかってくらい細い腕のおじいさんがいた。ちょっと薄汚れた、よくいるカンジの。その人を見て「あぁ、もしかしたら死ぬのかもな」なんて思ってしまった。ごめん、じいやん。でもよく考えたらその年まで立派に生き抜いてるのだから、余計な心配しなくていいなと思った。強く生きてほしい。

 

 

そうそう、エスカレーターで前にいたおばあさんも、今自分が突き落としたら間違いなく…とかこないだ不意に思ってしまった。マジで簡単に人って殺せるんだ。そう思えてしまって急に怖くなってきた。人一倍気弱な俺がそう思うんだから、ちょっと危ない奴なんかは小さなきっかけでストッパー効かなくなっちゃうよな。ありゃー後ろから刺されたらどうしよう、とか思ったりする。

 

 

 

こないだ人が目の前で倒れた。熱中症かあるいはアルコールでやられたのかは分からないけど、白目剥いて倒れていく姿がまだ忘れられない。フィクションでもなんでもなくて、ただ「死」があるのみで、人の意識の脆さがもう信じられない。ふとした瞬間にすぐ離れていっちゃいそうで。

 

 

暑いし、夜はヤンキーが街を埋め尽くすし、熱に浮かされてそのまんま帰れなくなったらどうしよう。

 

 

あなたもいつか泣くのであろう

少女期の日々の祭りのなかのあなたに

.内山晶太

 

この記事を書いていて、この詩を思い出した。勝手に色んなことを想像して、誰に向けてでもないのだけど、この先だれかとふつうのしあわせを共有したいなと思った。

 

 

最近、みんながサマードラッグ(今テキトーに考えた)に侵されすぎて怖い。「こうあるべき20代の夏!」みたいなものに囚われすぎていて、正直しんどい。

 

 

本当は自由であるべきなのに、誰も悪くないのに勝手にしんどくなってる自分がいちばんキショい。でもそんなダメな自分もすき。

 

 

 

夏に全肯定、近ごろは何が起きてもいい方に転ぶ気がします。みんなもそうだといいね。

 

 

工藤祐次郎の「暑中見舞い」、個人的に好きなので聴いてみてください。

 

 

 

ほんじゃまた、

 

 

おわり