spring poetry.

 

おいっすおいっす、始まりましたプロ野球。なんでも始まりってワクワクするよね〜

 

このまま日ハムが143勝1敗で終わりますように

 

の日記です⚾️

 

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去年の今頃に短歌の練習をしていた。

なぜかまた最近になって短歌のことを考えている。春先はポエミーになってしまう季節なのかもしれない。イメージ的には秋とか冬なんだけど。

かなり最初の方の記事に

冬のモヤ 春に持ち越さないように 黒い雪と一緒に溶かそう

 

こういう詩をつけた。これは今になって見るとあんまり気に入っていないのだけど、今年の冬の不調と重なって一年前にもらったイメージとまた違う感じ方を受けた。当時はなんとなくの冬の憂鬱なイメージとか寒い印象を、春になればもうそんなものはいらない!みたいなノリで詠んだ気がする。

 

今年は一番退屈で苦しい冬だった。でももうそれも終わり。明日になればきっと全てどうでもよくなる。全てうまくいく、

 

みんなもそうであってほしい。

 

最近うまれた短歌はインスタのthreadsにちょこちょこ投稿するようにした。日々の経過を少しでもわかりやすく、そして余計なものを含まないように新しいもので始めたかった。時代遅れだけどやっとthreadsを活用し始めた。もうみんなやってないのかな。

 

 

a.m.4:00 ふたりおかしいねと笑う寝室 「永遠のトワイライト」 

 

一昨日くらいに詠んだやつ。犬と散歩するときここ毎日ずっと頭を捻らせている。これはここ最近のなかで一番気に入っている。

 

ふたりだけの終わらない午前4時の空間。ここに時間を進めるものは必要なくて、ふたりが味わっている「エモ」と「エモ」から遠く離れたいふたり。「エモ」が簡略的な言葉であり、あまりに消費されすぎたお粗末なもの、としての認識がある。(俺が、ではなくてこのふたりの話)

ただ、「ヤバい」をもう何も考えずに使うように、「エモ」それ自身の魅力というのは明らかに個人の中にデフォルトで浸透されるようになっている。

それでも「エモ」の中心にいるふたりが、ダジャレでどうにか「エモ」から離れて闘争する。ダジャレはダサいのにそれ自身は軽やかでいて、とても魅力的だ。「永遠のトワイライト」なんて本当、クサくてダサい。ただ、ある種のスベリ芸としての担保がされていて、後に引き摺らないからその言葉自身の意味も残りはしない。ふたりの終わらない夜明け前も、「エモ」として残さないよう、軽やかに終わらせたかったのかもしれない。

 

 

ちなみにボツとして

「ラブホテルみたいな筋トレ インクラインシーサイドロウ」 2人は別れる

 

これはやりすぎだし、最後の7文字じゃ説明不足だからボツになった。なんやインクラインシーサイドロウて。

 

でもなんかおもろくていいよね、これ。

 

 

自分はジョークの魔力に魅せられている。

 

こないだある人に「お前のそういう早口キモいからやめた方がいい。」と言われた。

まあこれは間違いではない。俺は渋い漢になりたいけれど、口が回りすぎて早口になってしまう。

また同じ人にジョーク同士のやりとりがうまくいかずにただのキレ芸(一応芸とつけておく)で返されたことがなんとなく頭から離れない。

 

別に言い訳をしたいとかではなくて、その人に限った話ではないけれど、ボケ、というか正論なのかは分からないけど、自分はそういった正論ボケ、みたいなのがあまり好きではない。

 

全ての界隈で、逃げ場をつくってあげないイジリが多い気がする。本人はボケているつもりなのかもしれないけれど、心の奥底で"優位に立ちたい"気持ちが「場を明るくしたい」よりも強く見えた瞬間がとても切ない。俺はプライドが高くて繊細だ。それを誰よりも分かっているからそういうことをしたくない。

 

優しいお笑いでも、誰かを傷つけるお笑いでもなくて、「対等なユーモア」がとても難しく、いちばん技量の試されるものだと思う。正論だけが優しさでもないし、面白おかしくしながらも言い返せないように組み立てていくのもユーモアではないと思う。

「うまく言い返せない状況」をつくったやつは俺の中ではtier表ダントツビリけっつだと思っている。完全に好みだからこれが正解とかはわからないけど。

 

面白さには軽やかさが必須だと思う。深刻さを感じさせないのがより美しい。「場を支配する」のではなくて、「その場」になりたい。

多分これを理解してほしい人にはきっと分かってくれないだろうけど、面白さの種類はたくさんあって、やさしさと同じだと思う。

 

やさしくて、面白くて、強い人になりたい。

 

 

ただひたすらそれをぼんやり考えながら、明日も散歩するのかな。

 

 

おわり